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原子力
原子力分野の材料研究で必要な2,000℃までの昇温を実現!
東京大学大学院様

ヒータにC/Cコンポジット素材(炭素-炭素複合材)を使用することで、最高使用温度2,000℃までの迅速な昇温・降温を実現した高温炉です。必要に応じて高温炉に付帯するユーティリティ(電源/冷却水循環装置等)も併せてご提供いたします。

導入の概要
課題

ナガノ製品導入前の課題についてお聞かせください。

私どもは主に原子力分野での材料研究を行っています。今回、新たに超高温環境での実験を行うにあたり2,000℃まで昇温可能な高温炉が必要となりましたが、学内にそこまで高温な環境を作れる設備はありませんでした。そこでインターネットで調べたところ、ナガノの製品が目に留まったためお声がけし、実際にお見積りを進めてもらい、ナガノのNEWTONIAN Pascal-40であれば実験に必要な要件を満たすと考え、導入を検討しました。

導入の決め手

ナガノの製品を採用していただけた決め手は何ですか?

実際に導入に至った決め手は唯一無二の性能であったことと、優れたコストパフォーマンスの2点が挙げられます。まず性能について、私どもでは2,000℃まで昇温できる高温炉というのはナガノの製品以外では見つけることができませんでした。加えて学内で導入している他社製の高温炉は、最高温度が500~600℃程度であっても300~400万円はします。それに対して、NEWTONIAN Pascal-40は炉本体の金額が400万円以下であるにも関わらず最高温度2,000℃を実現しています。このことからコストパフォーマンスに優れていると感じました。
また、その他にも、ナガノで購入する場合は、高温炉本体以外の消耗品やコントローラ等も同時に調達が可能であり、取引が1社で完結するという点も魅力でした。場合によっては我々の希望にナガノの持つ知見を反映させた特注の消耗品も用意していただけるので、そこも他社にはないナガノの優位性だと感じます。

導入による成果

製品の導入でどのようなメリットが得られましたか?

NEWTONIAN Pascal-40の導入によって、最高2,000℃という過酷な環境での実験にトライできるようになりました。これまでは高くても1,200℃までが限界でしたので、実験可能な上限値が大幅に引き上げられたことになります。導入前は装置内1,500℃以上という環境をキープできるか不安でしたが、今のところ安定した加熱ができており安心しています。
実際の作業は私の他に学生が扱うこともありますが、彼らからは複雑な専門知識なしで使えると好評です。ただ昇温プログラムの設定など、ある程度の慣れが必要なところもありますので、そのような場合はこちらから原理を説明して対応してもらっています。
それ以外のメリットとして、NEWTONIAN Pascal-40は炉内の温度上昇を急速に行えるという点があります。実は検討時点ではこの点は必須条件ではありませんでした。しかし、昇温による待ち時間を減らし実験サイクルを早めることで、結果的にスケジュールに余裕が生まれたのは嬉しい誤算でした。いまでは締め切りの切迫具合によっては1日に3回の実験を行うこともあります。

今後の取組

今後の取り組みについて可能な範囲で教えてください。

今後は炉本体が小型であることを活かして、必要に応じて他の装置の側へ移動させることも考えています。例えば他の装置から取り出したサンプルをできるだけ早くNEWTONIAN Pascal-40に移したい、といった場合には炉自体の取り回しの良さが発揮できるのではと考えています。
それからこれはリクエストとなりますが、C/Cコンポジット素材を利用したヒータは耐久性に優れている点は伺っていますが、逆に我々からすると消耗の有無が一目では判りません。突然の故障を未然に防ぐために、一定期間ごとにメンテナンスしていただけるサポート体制があれば、より安心して装置を使用できると思います。

製品についてご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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